SMバーやフェチイベントに行くと、SM好き。僕はマゾと公言していますが、SMと言っても人によって求めるプレイは千差万別なんだなぁと思います。
皆さん、SMと言うと、どんなプレイを連想しますか?
SMプレイの種類
SMプレイと言って連想されるプレイと言えば
- 緊縛
- 鞭
- スパンキング
- 蝋燭
- スカトロ
- 露出
- 呼吸管理
- 針・流血系
- 金蹴り
- 踏みつけ
まだまだあると思いますが、代表的なものはこんなもんですかね。
でも、例えば緊縛好き(縛られる方です)が集まったら、みんな同じように縛ればみんな満足するかと思えばそんなことはありません。
それぞれのプレイについて、更に拘りのブレークダウンをしてみましょう。
緊縛
後手で統一するにしても、胸や肩が動けないことに興奮する人、手首にきつく締まる縄が好きな人、吊られる人が好きな人色々です。僕は拘束感が強いほうが好きかな。あと、綿ロープか麻縄かと言ったら、麻縄のギュッと締まる感じと麻縄独特の匂いに興奮を覚えます。
鞭
実際に鞭による痛みが好きな人と、Sの方に責められるシチュエーションが好きな人が居ると思います。後者はマイルドなバラ鞭のほうが良いでしょうね。
僕は鞭によって与えられる痛みに耐えている自分に陶酔するというシチュエーションなので、きつい鞭を好みます。自分の受容できる痛みの範囲と言うものがあります。今は天の介さんの一本鞭が一番気持ちいいです。桃太郎さんの一本鞭も好き。
満月というもっと鋭い痛みをくれる一本鞭もあるのですが、今は耐え続けることが出来ません。10発-30発ぐらいでギブアップしてしまいます。
スパンキング
同じ「叩く」という行為にしても、スパンキングラケットやケインを使って、もっぱらお尻を叩くことを主眼においたプレイスタイルも存在します。
僕がよく行く、四ツ谷のスタジオオール・インのオーナーであるきりこさんがスパンカーなので、遊びに行くとケインでお尻を叩かれたりします。
お仕置きスタイルで、膝の上にうつ伏せに乗って、平手でお尻を叩かれるのが基本形だそうです。
スパンキングで萌える人の気持ちはわかるのですが、僕はちょっと違う気がしています。
蝋燭
蝋燭プレイは以外にバラエティはありません。どれぐらいの温度の蝋燭を使うかぐらいだと思います。誰でも耐えられる蝋燭の融点は50℃前半、熱くてたまらないのが好きな人は50℃後半の蝋燭が良いでしょう。
僕が最近使ってもらう蝋燭は58℃~60℃の融点です。
蝋が固まった後に剥がす時の感覚が好きです。
スカトロ
これが更に小分類が10個ぐらい出来そうなカテゴリーです。排出物を頂くにしても、聖水を直接頂かなくてはいけない人、一度コップなどに入れてもいい人、聖水ではなくて黄金を好む人、直食いでなくては感じない人、それぞれです。一方、同じスカトロカテゴリーでも、女性に多いですが、自分が排泄する方の人もいます。このカテゴリーの方には、排泄物を自分の身体に塗ることを好む人もいます。
露出
露出プレイの場合のバリエーションは、「自分で脱ぐか脱がされるか」という違いがあります。女性の場合、無理やり脱がされて見られるかもしれない場所に放置されるというプレイが多い気がします。男性の場合、自分で脱ぐ場合が多いですかね。命令してくれるような酔狂な人はあんまりいませんから。
全裸コートで性器を晒して喜んでいる人は、露出狂であって、マゾでは無いと思うのですが、女性で全裸やマイクロビキニで肌を晒す人は、誰かに指示されて無理矢理の場合はマゾの場合が多いようです。
呼吸管理
マスク着装、首絞め、水責めなど、カテゴリーがあります。首絞めの中でも、頸動脈を締めて気絶を優先するタイプと、気道を締めて窒息させるタイプがあります。
針・流血
これは個人の感想としては「やられたい人よりやりたい人のほうが多い」と思っているのですが、実はやられることをスタンバイしている人が多いのかもしれません。僕の場合、血を見ることが大好きな知り合いが何人かいるのですが、最初のうちにビビりで避けていたら、今は会っても流血プレイは要求されません。乳首針貫通とかビジュアル的には凄いので、いわゆるインスタ映えする画が撮れますが(インスタにアップしたら凍結されますが)エスカレートすると乳首や小陰唇を切除したりしてしまいます。
マゾを自称する以上、注射針ぐらいはやってみないといけないんじゃないかと思う反面、踏み出せていない世界です。
金蹴り
金蹴りされることを好むM男さんもいて、金蹴り選手権というイベントまで有るのですが、僕は金的は弱点で、これを好む人の気持がよく分かりません。
最初に鞭を施してくれた人が、金的への鞭を好む人だったのですが、僕にとっては金的への鞭はお尻への鞭の10倍以上痛くて、直ぐにギブアップしてしまい、ヘタレマゾ認定された記憶があります。
この道のエキスパートは金的への衝撃をうまく逃がす手段を知っているそうです。
ショーのエキジビションとしては見ごたえありますよね。
踏みつけ
マゾの代名詞としての「ハイヒールで踏まれる」という行為ですが、以外に純粋に踏まれることだけで感動する人は少数派です。
でも、イベントなんかでハイヒールに踏みつけられると妙な達成感があります。
以上、僕が経験した範囲内で、プレイの好き嫌いを書いたのですが、これだけでもバラエティ豊かですが、実はもっと細分化出来るというところは字数の関係で書いていません。
SMプレイを2-3年やって分かったことは、SMの中身は十人十色という事です。
そして、SMというカテゴリーで、十人十色のマゾの欲求の需要に応えている、職業女王様って本当に凄い!!って思います。